持続可能な調達方針

持続可能な調達方針

当社は、世界でビジネスを展開する上で、持続可能なサプライチェーンの構築は、事業継続上も重要な課題と考えています。原料等の調達において社会および環境に及ぼす影響について把握し、持続可能な社会の構築・発展に寄与することを目指します。
また、当社の全てのサプライヤーの皆様には本方針の支持と取組へのご理解とご協力をお願いすると共に、本方針に基づくサプライヤーガイドラインを共有し、共に取り組んでいただくことを期待します。

● 基本的な考え方

全ての事業活動において、各国・地域の関連法令及び国際行動規範を遵守し、必要な社内体制を整備します。原料等の調達においても責任ある行動をとることで社会的責任を果たし、情報開示や対話を通じてステークホルダーとのコミュニケーションを実施します。

● 人権・労働慣行

基本的人権を尊重し、あらゆる差別・ハラスメントを行わず、あらゆる人権侵害を排除し、加担しません。また、職場の安全衛生を確保し、働き易い職場環境の維持向上に努めます。

● 環境

地球環境に配慮しない企業は存続しえないとの認識に立ち、より良い社会への発展に貢献すると共に、全ての事業活動において、水産資源の持続可能な利用を含めた地球環境の保全・向上に積極的、誠実に取組みます。

● 公正な事業慣行

公正かつ透明な取引を行い、不適切な利益供与を含めた腐敗の防止を徹底し、自由競争を奨励します。第三者の知的財産権等の権利を尊重し、個人情報等について適切な管理を行います。

● 地域コミュニティへの参画・発展

地域社会の一員として、事業活動を行う地域の文化・習慣を尊重し、事業活動を通じて地域社会の発展に寄与することを目指します。

2024年4月 制定

マグロ類に係る調達ガイドライン

サプライヤーガイドライン

当社は、世界でビジネスを展開する上で、人権の尊重及び持続可能なサプライチェーンの構築は、重要な課題と考えています。
自らの事業活動において人権への負の影響を引き起こし、または助長する可能性があることを認識し、人権尊重の取組を推進するとともに、原料等の調達においては社会および環境に及ぼす影響について把握し、持続可能な社会の構築・発展に寄与することを目指しています。
これらを実現し、様々なステークホルダーの期待に応えるためにも、サプライヤーの皆様と環境・社会面への取組及び配慮の徹底に向けて、継続的に取り組んでいくことは不可欠と考えており、今般、サプライヤーの皆様に共に取り組んでいただきたい事項について「サプライヤーガイドライン」を制定しました。
本ガイドラインは当社の全てのサプライヤーの皆様に遵守をお願いするものです。また、サプライチェーンに係る全ての企業及び組織に遵守を期待します。
サプライヤーの皆様におかれましては、本ガイドラインの趣旨をご理解いただき、遵守すると共に、本ガイドラインに基づいた取組を積極的に推進頂きますよう、お願い申し上げます。

● モニタリング

本ガイドラインの遵守状況を把握するため、定期的な調査等を実施します。サプライヤーの皆様とのコミュニケーションを図るため個別訪問し、本ガイドライン遵守状況の確認および遵守のための助言等を行わせていただくことがあります。

● 遵守違反への対応

本ガイドラインに違反する事例が確認された場合には、是正を求めるとともに、必要に応じて、指導・提言及び是正のための支援等を行います。継続的な指導・支援を行っても是正が困難と判断された場合には、取引を見直す可能性があります。

  1. 法令遵守
    1. ・ 各国・地域の関連法令及び国際行動規範を遵守して事業活動を行う。
    2. ・ 第三者の知的財産権等の権利を尊重し、個人情報等について適切に管理する。
  2. 組織統治
    1. ・ 本ガイドラインを遵守するための取組方針を定める。
    2. ・ 本ガイドラインに違反しているもしくは違反している恐れがある場合に従業員や第三者が通報・相談出来る制度・窓口・担当者等を設置する。
    3. ・ 本ガイドラインを遵守し、違反を未然に防止するための取組を実施すると共に、遵守状況について、定期的に確認する。
  3. 強制労働の禁止
    1. ・ すべての従業員をその自由意思において雇用し、強制的な労働を行わせず、いかなる強制的な労働にも加担・助長しない。
    2. ・ 就業時間の内外を問わず、不当に移動の自由を阻害しない。
    3. ・ 雇用契約は、従業員が理解出来る言語で締結する。
    4. ・ 金銭や身分証明書の預託を不当に要求しない。
  4. 児童労働の禁止
    最低就業年齢に満たない児童対象者を雇用せず、また児童の発達を損なうような就労をさせず、いかなる児童労働にも加担・助長しない。
  5. 適正な賃金の支払い及び労働時間の管理
    1. ・ 法令に基づき、労働時間・休日・休暇を適正に管理する。
    2. ・ 賃金は法定最低賃金を遵守すると共に、生活賃金以上の支払いに努め、不当な減額を行わない。
  6. 安全で衛生的な労働環境の提供
    安全で衛生的な労働環境の提供に努める。
  7. 差別及び非人道的な扱いの禁止
    人権を尊重し、いかなる差別も排除すると共に、虐待や各種のハラスメント(嫌がらせ)をはじめとする非人道的な扱いを禁止する。
  8. 団結権及び団体交渉権の尊重
    労働環境や賃金水準等の労使間協議を実現する手段としての従業員の団結権及び団体交渉権を尊重する。
  9. 環境への配慮
    事業活動において地域社会及び生態系への影響にも配慮し、地球環境の保全に努める。
  10. 責任ある調達
    1. ・ 原材料の調達において、社会および環境に及ぼす影響について把握し、持続可能な責任ある調達を行う。
    2. ・ トレーサビリティを確保し、主要データ要素について、必要に応じて提供する。
  11. 公正な取引と腐敗防止
    公正かつ透明な取引を行い、不適切な利益供与を含めた腐敗の防止を徹底し、自由競争を奨励する。
  12. 地域コミュニティへの参画・発展
    地域社会の一員として、事業活動を行う地域の文化・習慣を尊重し、事業活動を通じて地域社会の発展に寄与することを目指す。
  13. 情報開示
    上記に関する適時・適切な情報開示を行う。

2024年4月
東洋冷蔵株式会社

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