TOREI BRAND 02

TUNA QUEEN

TUNA QUEENは、"おいしさ・食の安心・サステナブル"にこだわった
TOREIの養殖マグロのブランドです。

すべては、上質なマグロを届けるために

1990年代後半、海洋資源保護が叫ばれる中、天然の水産資源に頼りすぎないアプローチとしてTOREIが注目したのが養殖マグロです。"養殖"とは養殖方法の1つで、豊かな海から幼魚〜成魚を捕獲し、生簀(いけす)の中で大事に育ててから水揚げします。天然魚と比較して、上質な品質のマグロを安定して育成・出荷できることが特徴です。

世界の養殖マグロの主流は、ホンマグロとインドマグロ。いずれも高級マグロならではのコクと脂のりの良さ、色目の鮮やかさがあり、トロと赤身の旨みは格別です。

この"おいしいマグロ"を仕入れて売ることだけが
私たちの仕事ではありません。

水産資源の枯渇や養殖事業の環境影響に対する懸念、食品偽装問題など、食の課題が山積していた中で、"食"を提供する企業として、お客様に信頼していただける商品を提供したい。そのために、"おいしさ・食の安心・サステナブル"をコンセプトとした新たな価値をTOREIの養殖マグロに付加していきたいと考えました。

その想いを形にすべく、2007年にTOREIの養殖マグロブランド『TUNA QUEEN』は誕生しました。このブランド化を通じて、お客様に安心を与える独自基準と仕組みを設け、さらに、20年、30年先まで養殖マグロ事業の発展にコミットしていくという強い決意が込められています。

"おいしさ・食の安心・サステナブル"を守る
TUNA QUEENの4つの基準

TUNA QUEENの産地
  • すべて目で見て、産地とサプライヤーを厳選

    TOREIは、日本以外に養殖場を持っていません。そのためブランド化において、世界各地に点在するサプライヤーの協力を得ることが必須。世界中の養殖漁場に赴き、直接目で見て、TOREIブランドの基準にふさわしい設備・環境を持つサプライヤーをパートナーとしています。
  • "現場主義"が生きる、徹底した品質管理

    TOREIスタッフはすべての養殖場に赴き、活け込みから出荷までを立ち会います。生簀にマグロが着いた瞬間の品質に問題がないか、魚の状態を見て育成方針をどうするかを確認。育成過程では、水質やマグロの状態などのチェックもサプライヤーと共に欠かさず行い、旬のマグロを見極めて出荷します。
  • マグロの鮮度は、時間との勝負

    TOREIグループ企業であるMRS社は、マグロ専用の加工凍結船を3隻保有。マグロは陸揚げされる手間なく、水揚げ後すぐに船内で処理され、加工から凍結庫に入るまでの時間をできる限り短くする、この迅速さこそが高い鮮度とおいしさを保持する理由です。日本での水揚げ後は素早く超低温トラックに積み込まれ、TOREIの超低温コールドチェーンを通じて、日本全国の売場へお届けしています。
  • 世界から店頭に並ぶまでフルトレーサビリティを構築

    TUNA QUEENは、原材料の調達から生育までを管理する生産情報、加工凍結船への搬入、日本国内の水揚げ、国内加工工場、スーパーなどの販売店に至るまで、全ての履歴を追跡できる一元管理システムを構築。フルトレーサビリティで安心安全を提供しています。

"おいしさ・食の安心・サステナブル"という基準で
マグロを選ぶ時代へ

養殖マグロブランド『TUNA QUEEN』は、安心安全、養殖ならではの安定供給、そしてなにより本物の味わいが魅力です。今後、水産資源の持続的利用においても養殖が担う役割はますます高まっていきます。そうした中でTOREIは養殖マグロ事業を牽引する存在となるべく、サプライヤーとともに汗を流し、互いに国際的な資源管理の順守、環境負荷の低減、養殖業の高度化に向き合い、世代を越えた事業として本気で挑み続けます。

未来の子どもたちまで
おいしいマグロを届けるために、
TUNA QUEENはこれからも挑み続けます。

『TUNA QUEEN』公式サイト