重要課題(マテリアリティ)
2018年にサステナブル経営の実現に向けて、TOREIの事業および従業員、サプライヤーなどを含む全てのステークホルダーの観点から様々な社会課題への取組重要度を調査・検討し、5つの重要課題(マテリアリティ)を特定しました。
重要課題(マテリアリティ)の特定ステップ
社会課題の解決、SDGsへの貢献のための重要課題(マテリアリティ)を「SDG Compass」に基づき、特定しました。
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STEP01
- SDGsとの
関係性の整理 - TOREIが行っている事業とSDGsの17項目及び169のターゲットとの関係性(事業活動におけるチャンスとリスク)を整理。
- SDGsとの
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STEP02
- 課題抽出
- サステナブル経営を実現するための課題をピックアップし、グルーピング。
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STEP03
- 重要性評価
(マテリアリティの特定) - Step2でピックアップした課題についてステークホルダーとの関係性や影響度等に基づき、重要度を判断。その結果、軸として取り組むべき5つのマテリアリティを特定。
- 重要性評価
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STEP04
- 目標設定と
計画立案・承認 - 特定したマテリアリティごとに取組目標・計画を策定し、経営機関にて承認。
- 目標設定と
5つの重要課題(マテリアリティ)
重要課題(マテリアリティ)の特定ステップを経て、選定した5つの重要課題(マテリアリティ)の中でも「持続可能な水産資源の利用と調達」は、事業継続の根幹にかかわる最重要課題として取り組むべき課題と位置付けています。
サステナブル経営における重要課題
サステナブル経営に関わる数値目標
2021年には、TOREIのサステナブル経営に対する考え方をわかりやすく示し、共通目標をもって取り組みを推進するために、「サステナブル経営に関わる数値目標」を策定しました。数値目標は、「TOREIグループの経営理念」や「マテリアリティ」をかみ砕き、その一部を目標化したものです。サステナブル経営に関わる数値目標は、四半期毎に実績を集計し、目標達成度を評価することとしています。
目標項目 | 達成目標年度 | 基準年 | 達成目標 | |
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女性管理職比率(%) | 2030年 | - | 25% | |
労災発生状況(休業度数率) | 2030年 | - | 4.0 | |
生産性(利益/労働時間) | 2030年 | 2020年 | 150% | |
認証品調達量(MT) | 2030年 | - | 18,000MT(10%) | |
総資産当たりGHG排出量 | 2030年 2050年 |
2020年 | ▲30% ▲70% |
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機器内フロン保有量(CO2換算) | 2030年 2050年 |
2020年 (21年4月時点) |
▲35% ▲95% |