⾷の安全安⼼

⾷の安⼼安全に対する想い
「⽔産物」を提供する企業として、⽇本の"⿂⾷"⽂化を守り、継承し、豊かな社会の実現に貢献することをめざしています。
すべてのサプライチェーンを通じて、お客様への安⼼・安全を追求し、商品をお届けする。それが、TOREI品質だと考えています。
お客様に信頼される品質を守るために、全社員が⼀丸となって品質の維持・向上に取り組んでいきます。
品質保証体制
TOREIグループは⾷品事業者として、グループ各社と連携し、安全な商品を継続的に供給することを最優先で取り組み、グループ全体で⾷の安全を守っています。
TOREI本社の品質管理部が、適切な品質保証活動を実施するための各種⽅針や施策を決定します。 また、品質管理状況のモニタリング・改善⽀援など、グループ品質保証の要としての役割を担います
- 衛⽣指導
- 実際に原料や⾷品の加⼯を⾏うグループ各社の⼯場では、衛⽣指導を⾏う担当者を設置
- ⾷品表⽰の適正化
- 自社工場・商品本部では、⾷品表⽰の適正化に向けた「表⽰管理者」を設置
- 教育指導
- ⾷品安全に必要な教育指導を定期的にTOREIグループ全体で実施
- 定期監査
- ⽣産に協⼒いただいている⽣産委託⼯場には、定期監査を実施
品質管理の取り組み
TOREIグループでは、フードチェーンを通じた品質保証⼒を維持・向上させるため、次のような活動を⾏っています。
01⾷品安全マネジメントシステム認証(ISO22000)の取得
TOREIグループにおける冷凍マグロの主要⽣産拠点となる東洋冷蔵フード&ロジスティクス㈱本社⼯場(静岡県清⽔市)では、2011年に関連部署において⾷品安全マネジメントシステムに関する国際規格である「ISO22000」認証を取得しました。現在は、取得から10年以上経過し、本マネジメントシステムに対する社員一人ひとりの理解度を深め、浸透をより確実にするための教育を継続して実施しています。また、2024年12月に飛島工場でも同認証を取得致しました。

02⾷品安全マネジメントシステム認証(FSSC22000)の取得
2020年、⽶国向け輸出を契機として⾷品安全マネジメントシステムに関する国際規格である「FSSC22000」の認証を⼤阪⽀店で取得しました。この認証は、ISO22000を追加要求事項で補強したマネジメントシステムであり、GFSIという世界的な食品関連企業で構成されている組織によって承認された規格でもあるため、より国際的な取引の促進が期待されます。

ISO22000 | 登録サイト 東洋冷蔵株式会社 中部支社 営業第二課、品質管理部 東洋冷蔵フード&ロジスティクス(株) 本社工場、第二冷蔵庫、第四冷蔵庫 飛島工場(冷凍鮪類加工場)、第三冷蔵庫 |
登録組織 東洋冷蔵グループ 清水地区 東洋冷蔵株式会社 中部支社 営業第二課、品質管理部 東洋冷蔵フード&ロジスティクス(株)安全衛生推進室、管理部、 施設管理部、フード事業部、ロジスティクス事業部 物流第一課・第二課 |
冷凍魚類の加工及び保管 |
FSSC22000 | 東洋冷蔵(株)大阪支店 | 魚類の加工(スライス、ダイス、フレーク) | |
EU HACCP (EU向け輸出水産食品取扱施設認定) |
東洋冷蔵(株)大阪支店(第2工場、第3工場) | 冷凍メバチマグロ/冷凍キハダマグロ:ロイン、ブロック、サク、ダイスカット | |
東洋冷蔵フード&ロジスティクス(株) 本社工場、第二冷蔵庫、第四冷蔵庫 |
冷凍メバチマグロ/冷凍キハダマグロ/冷凍ビンチョウ/冷凍大西洋クロマグロ・冷凍太平洋クロマグロ:ロイン、ブロック、サク/原料・製品保管倉庫(他社製造冷凍製品保管) | ||
水産食品加工施設HACCP認定 | 三洋食品(株) | スモークサーモン、スモークサーモンスライス、刺身サーモン、ホタテの燻製 | |
ISO9001 | 日本超低温(株) | 超低温冷蔵保管サービス業務 |
03社内教育
- (1)⾃社⼯場従業員向けに「衛⽣研修テキスト」を作成し、定期教育を実施しています。
- (2)⾷品表⽰に関する教育を、表⽰管理者および営業部⾨・⽣産部⾨の従業員を対象に年1回実施しています。
- (3)全従業員を対象に、ノロウイルス感染予防のための教育を年1回実施しています。
04内部監査
⾃社⼯場とグループ会社⼯場を対象に、年1回以上の内部監査を実施。⾃社基準に基づくチェックシートを使⽤し、⾷品安全確保に必要な体制が維持されているか確認しています。
05⽣産委託先⼯場監査
- (1)新規に⽣産委託先⼯場を起⽤する際は、事前に⼯場監査を実施しています。
- (2)全ての⽣産委託先⼯場について、定期監査を実施しています。
06社外提出情報管理
食品表示に関する社内ルールを策定し、法令に基づいた適切な商品表示を行うよう、社内管理体制を整備しています。
- (1)食品表示に関する社内ルールを社内ガイドラインとして整備。
- (2)新規商品の一括表示、商品規格書は品質管理部の検収を義務化。
- (3)品質管理部員は食品表示診断士の資格を取得。
- (4)商品規格情報の社内共有のための専用システムを導入。

07トレーサビリティ管理
原料から製品までの商品情報をつなぐ仕組みを各商品で構築。産地情報の正確な伝達や、お申し出があった場合の迅速な調査対応に向けて、自社工場生産品については製品回収訓練を年1回実施し、トレース作業の正確性、所要時間の確認を行い、トレーサビリティ体制の有効性を検証しています。