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マグロ

マグロ

その1

マグロ事業の強み

  • 01
    刺身マグロの国内供給量
    業界トップクラス
  • 02
    世界の海から
    天然マグロを調達
  • 03
    厳選した産地から
    養殖マグロを調達
  • 04
    日本全国に
    "新鮮"を届ける、
    超低温コールドチェーン
  • 05
    マグロのサステナブルな
    取り組み

01|刺身マグロの国内供給量業界トップクラス

TOREIは、刺身マグロが当たり前のように店頭に並ぶ以前の1971年の設立時から、日本全国へのマグロの供給に挑んできました。刺身マグロのパイオニアとして、調達におけるグローバルネットワーク、加工・保存技術、流通網といった独自のグローバルサプライチェーンを磨き続け、刺身マグロの国内供給量は業界トップクラスを誇っています。

02|世界の海から天然マグロを調達

日本で消費される刺身用マグロの約半数は遠洋延縄船によって漁獲された天然マグロです。TOREIは、設立時から培ってきたグローバルサプライチェーンを強みに、世界中の海から天然マグロを調達。さらに、日本の延縄漁船が世界の漁場の旬を逃さず漁獲した、最高品質の天然マグロをお届けする『天上鮪』ブランドを立ち上げています。

天上鮪ブランドページ

  • 天上鮪

03|厳選した産地から養殖マグロを調達

海洋資源保護が叫ばれる中、持続可能で安心できる商品を皆さまにお届けするため、TOREIでは20年以上前から養殖マグロの取り扱いを続けています。その中でも、世界各地のサプライヤーの協力を得て、上質なおいしさ、食の安心、サステナブルにこだわり抜いたTOREIの養殖マグロブランド『TUNA QUEEN』を展開しています。

TUNA QUEENブランドページ

04|日本全国に"新鮮"を届ける、超低温コールドチェーン

かつてマグロは劣化が早く、日常の食卓に並ぶ魚ではなかった時代から、超低温で管理されたコールドチェーンを構築。この仕組みを自社で構築しているのは、世界・国内においてもTOREIが唯一無二です。日本全国を網羅する8カ所の販売拠点と国内9カ所の自社加工場、さらに独自の物流機能を兼ね備え、食の安心をコンセプトとした商品開発やトレンドを抑えた提案力で、顧客のニーズに合った商品を迅速に提供できる販売力が強みの1つです。

  1. 仕入れ仕入れ
  2. 輸 送輸 送
  3. 保 管保 管
  4. 加 工加 工
  5. 輸 送輸 送
  6. 販 売販 売
  • マグロ専用加工凍結船マグロ専用加工凍結船
  • 水揚げ・品質選別水揚げ・品質選別
  • 超低温倉庫超低温倉庫
  • マグロ専用加工場マグロ専用加工場

05|マグロのサステナブルな取り組み

マグロは日本の食文化に欠かせない水産資源です。そのマグロを扱う企業として「食の安全」に対する責任は大きいと感じています。そのため、TOREIのマグロ事業では、水産資源の持続的利用に向けた様々な取り組みを行っています。

その2

取扱魚種

  • ホンマグロ
  • ミナミマグロ
  • メバチマグロ
  • キハダマグロ
  • ビンチョウマグロ
  • カツオ
ホンマグロ

ホンマグロ

  • 天然
  • 養殖
  • 魚体:約1〜3m、体重:約30〜300kg

マグロ類の中で最も大型で、身は濃い赤身でトロも多く、最高級品と位置付けられています。世界の温帯海域から極寒の高緯度まで広く分布しており、低温(水温7~8℃)にも耐えうることから、他のマグロに比べてトロ部分が多くなります。

漁場MAP

※上記の漁場は、TOREIの取引するマグロに限ります。
ミナミマグロ(インドマグロ)

ミナミマグロ(インドマグロ)

  • 天然
  • 養殖
  • 魚体:約1〜2m、体重:約20〜120kg

ホンマグロの次に体が大きく、肉質の良さ、トロも多いことから、高級品として取引されています。南緯30〜50度にのみ生息していることからミナミマグロ、インドマグロと呼ばれています。南アフリカ(大西洋・インド洋)、オーストラリア(太平洋・インド洋)、ニュージーランド(太平洋)までが漁場になります。

漁場MAP

※上記の漁場は、TOREIの取引するマグロに限ります。
メバチマグロ

メバチマグロ

  • 天然
  • 魚体:約0.5~1.5m、体重:約20~100kg

目が大きいメバチは、色の濃い赤身が刺身やすし種として人気の高いマグロです。ホンマグロと比較して値段も安価で取り引きされています。世界の温帯・熱帯海域で、北緯40度〜南緯40度に至る世界全域に分布しています。マグロ類の中では最も生息水深が深く、約600mまで生息すると言われています。

漁場MAP

※上記の漁場は、TOREIの取引するマグロに限ります。
キハダマグロ

キハダマグロ

  • 天然
  • 魚体:約0.5~1.5m、体重:約20~50kg

肌やヒレの黄色が目立つことからキハダと呼ばれています。水深が浅い層で生息しているため、脂が少なく比較的さっぱりした味わいです。メバチと比較し赤色が薄く、色持ちが良いので、すし種によく使われます。世界の温帯・熱帯海域で、北緯25度〜南緯25度の間に分布し、水温が15〜30℃の表層に生息。世界中で最も漁獲される鮪です。

漁場MAP

※上記の漁場は、TOREIの取引するマグロに限ります。
ビンチョウマグロ(ビンナガマグロ、トンボマグロ)

ビンチョウマグロ(ビンナガマグロ、トンボマグロ)

  • 天然
  • 魚体:約0.5~1m、体重:約5~30kg

マグロ類の中では小型種で、胸ビレが長く「トンボ」や「鬢(びん:頭の左右の髪)」のように見えることから、その名がつけられたと言われています。古くからツナ缶の材料として用いられてきました。最近では高緯度で漁獲される脂の乗った身の食感がトロに近いことから「ビントロ」として回転寿司で人気があります。資源量も多いことからマグロの中でもお手頃な価格で親しまれているマグロです。

漁場MAP

※上記の漁場は、TOREIの取引するマグロに限ります。
カツオ

カツオ

  • 天然
  • 魚体:約0.3~1m、体重:約3~10kg

日本近海、温帯、熱帯域に幅広く分布している魚で、世界で多く漁獲されている魚の一つです。日本国内では黒潮にのって太平洋側を北上する魚です。親潮とぶつかり房総半島に南下してくる春のあっさりとしたものを初ガツオ、秋頃の脂の乗ったものを戻りガツオと呼び、お刺身やタタキで食されます。また、かつお節、塩辛、ツナ缶の材料にも使われており、日本人におなじみなだけでなく、海外でも人気が上昇している魚です。

漁場MAP

※上記の漁場は、TOREIの取引するマグロに限ります。

その3

漁法紹介

  • 01
    延縄漁法
  • 02
    巻網漁法
  • 03
    養 殖
  • 04
    一本釣り

01|延縄漁法

1本のロープ状の縄(約150km)に、餌を吊った数千本の縄を海中に垂らして少しずつ獲る漁法です。マグロを1匹1匹釣り上げるので、マグロの傷みが少なく、高品質が要求される刺身向けマグロを漁獲するための漁法であり、「資源にやさしい漁法」とも言われています。

延縄漁法

02|巻網漁法

大型の網を円形に広げて、泳ぎ回る魚を群れごと包み込んで獲る漁法です。一度に大量漁獲できる方法でもあります。世界中の海で缶詰・鰹節原料として、キハダ・カツオをメインに漁獲しています。一部では養殖用のマグロを獲る漁法として使われており、巻き網で魚の群れを包み込んだまま海中を移動して生け簀に移すために活用されています。

巻網漁法

03|養殖

天然のマグロの幼魚〜成魚を捕獲し、船でゆっくりと曳航して生け簀へ運びます。そして水質や生け簀の状態を管理しながら、餌を数ヶ月間与えて大きく育てます。 こうすることで、天然物よりも身だけでなくトロの部分を増やすことができます。

養殖

04|一本釣り

伝統的な漁法の一つであり、小型漁船で沖に出てマグロの群れを探り、群れを見つけると餌を撒き、釣り竿で一本ずつ釣り上げる漁法です。一本ずつ釣り上げるので傷も少なく、鮮度が良いのが特徴です。

一本釣り

その4

商品情報

部位紹介
  • 赤身

    赤身

    胴体の中心部の身で、部位によって筋の入り方が変わります。身はどっしりとして、もっちりとした食感とマグロ本来の旨みを堪能でき、脂身が少ないのであっさり食べることができます。マグロの種類による味の違いも楽しめる部位です。

  • 中トロ

    中トロ

    中トロは、胴体の腹側・背中側からとれるので範囲が広く、脂がぎっしり詰まった大トロと、しっかりとした食感の赤身のちょうど中間といえる脂の量で、食べやすいため人気の部位です。

  • 大トロ

    大トロ

    高級すし種の代表格である大トロは、胴体部のお腹側で頭に近い部分からとることができます。大トロの脂身は融点が低く、口の中に入れた瞬間にとろけて無くなるため、脂のとろける甘さと旨みを味わうことができるのが特徴です。

加⼯形態

  • GG(Gilled and Gutted)

    鮮度維持のために血抜きを行い、エラや内臓などの傷みやすい部位を取り除いた状態。

  • ドレス

    ドレス

    GGから頭と尾を切り落とし、ヘッドレス(無頭)になった状態。

  • フィレ

    フィレ

    ドレスを脊椎骨に沿って二つに割り、三枚に卸したもの。

  • ロイン(四つ割り)

    ロイン(四つ割り)

    フィレをさらに背肉と腹肉に分かれるように二つに割り、身が四等分された状態のもの。

生食用商材
  • すし種・調味漬けネタ

    商品は用途に応じ、漬けスライスからすし種まで、また、枚数・重量規格、パッケージ形態、各種流通、用途向け開発などのご相談に対応します。すし種、お刺身、鉄火丼、漬け丼、カルパッチョなど様々なメニューに適量を、安定した品質でお手軽に提供します。

    すし種・調味漬けネタ
  • マグロ切り落とし

    ちらし寿司、鉄火丼、漬け丼、カルパッチョなど用途多彩な商品として品揃えしています。業務用から市販用パック製品まで用途に合わせた規格で提供しています。

    マグロ切り落とし
  • マグロタタキ・プレート

    マグロタタキ専用の自社工場で製造、お客様のニーズに合わせた商品開発と品質をお届けします。すし種、巻物用、おにぎり具材など業務用から少量の市販用パックまであらゆるニーズに対応します。また、資源の有効活用の観点から、独自に開発したマグロ油、マグロコラーゲンを配合したオリジナル商品の開発にも取り組んでいます。

    マグロタタキ・プレート
  • マグロタタキ芯・鉄火芯

    マグロタタキ専用自社工場で細巻き・太巻き用のタタキ(ねぎとろ)芯、鉄火芯各種を製造し、お届けします。安定した品質と価格、用途向け開発、素材の風味・色調を生かした商品開発などあらゆるニーズに対応します。

    マグロタタキ芯・鉄火芯

その5

サステナビリティ

  • サプライチェーンにおける人権・労働などへの配慮

    サプライチェーンにおける
    人権・労働などへの配慮

    TOREIでは、持続可能な水産資源の利用と調達に向けて、環境面での資源問題やIUU漁業に対する取組とともに、マグロ類のサプライチェーンにおける人権問題、労働問題への取組を進めています。これらの課題解決に向けて、2022年8月にマグロ類に係る調達ガイドラインを制定。調達先を正しく見極めることで、持続的なマグロビジネスに貢献していきます。

  • 環境認証品の調達推進

    環境認証品の調達推進

    TOREIでは、『MSC認証』『MEL認証』等の環境認証を取得する世界中のサプライヤーからの調達を推進しています。環境認証を取得している水産物を調達することは、生産地の環境や生物多様性の保全、資源の持続的な利用につながっています。

  • 資源の有効活用

    資源の有効活用

    TOREIでは、マグロの加工から派生する未利用部位の付加価値化と再資源化に取り組んでいます。マグロの皮からはコラーゲン、加工端材(魚アラ)からはフィッシュミールや魚油と、マグロの特性を活かした有効利用を行っています。

サステナビリティ情報