職種:販売・営業

入社:2021年

出身学部:水産系学部

職種:調達・サーモン

入社:2022年

出身学部:国際学部

職種:経理・財務

入社:2021年

出身学部:国際食料情報学部

職種:販売・営業

入社:2022年

出身学部:法学部

crosstalk

TOREIで働く、若手社員4名のリアルな声をお届けします。

  • 職種:販売・営業

    入社:2021年

    出身学部:水産系学部

  • 職種:調達・サーモン

    入社:2022年

    出身学部:国際学部

  • 職種:経理・財務

    入社:2021年

    出身学部:国際食料情報学部

  • 職種:販売・営業

    入社:2022年

    出身学部:法学部

※取材内容、所属はインタビュー時点のものとなります。

就職活動の中で、TOREIのどこに魅力を
感じて、何が入社の決め手になった?

社会に出て働くなら“一番デカいことをしたい”という想いがありました。TOREIは日本でマグロの取扱量トップクラス。世界的にも日本のマグロ消費量はかなり高いことから、TOREIは世界的に見てもトップクラスだと言える。世界規模でスケールの大きな仕事に挑めるTOREI で自分を成長させてみたいと思ったんです。

大学が農業系で、実際に農家さんの仕事を体験し、ともに様々な課題を考えていく中で、現場の大切さや大変さを知りました。たまたま、食品系の仕事を探していてTOREIを知ったのですが、水産業に従事する方の未来を考え、“現場主義”を掲げる会社であることに共感しました。共感できる会社で成長したい、貢献したいという想いで入社を決めました。

海外に興味があって、中学・高校時代に国際交流活動に参加したり、大学も国際学部を選んで、中国の大学にオンライン留学したり…。将来は海外に行ったり外国語を使う仕事と決めていました。また、親が水産系の仕事なので、海や魚に関わる仕事にも興味があり、出会ったのがTOREI でした。ここなら、学んできた国際法や貿易実務の知識も仕事面で活かせると思いました。

寿司屋でバイトをしていて、賄いで出たマグロがすごくうまくて(笑)。そのマグロの入った発泡スチロールに書いてあったのが「東洋冷蔵」。そこで調べて、インターンに行ったんです。そしたら、一人当たりの売上規模も桁違い、国内も海外もいろんなところに行くチャンスがある。他社とは違うダイナミックさに魅力を感じて、ここしかないなと。

新人研修の6ヶ月間で印象的だったこと、
またどんなことを学びましたか?

入社前は、研修って1日中机に向かうものと思っていましたが、全然違ってびっくり(笑)。印象的だったのは、何百トンものマグロの水揚げを手伝ったり、加工場で作業着を着て実際にマグロを切ったり…。水揚げからスーパーに並ぶまでの一連の流れを学んだ半年間でした。経理で扱う数字を見ても「これはあの時に水揚げしたマグロかな」「工場で加工したものがスーパーでこれだけ販売されているんだ」と、自社商品の背景や価値を身をもって知れて、勉強になりました。

本当に“現場主義”を肌で体感した研修でした。まず研修で日本各地に行ったのが印象的。東京本社では座学研修、そしてTUNA QUEENと呼ばれる国産養殖鮪を学びに長崎の対馬にある養殖場に行ったり、静岡の清水では水揚げ研修、名古屋では加工場研修…。各研修地のスーパーの水産売場を見ると、ここはメバチやキハダ(マグロ)が売れるとか、マグロをあまり食べないエリアがあるとか、営業として大切な地域特性の違いを学ぶことができました。

加工場研修の時、大トロをアメリカに輸出するための、冷凍マグロをサクにするというラインに入ったんです。そこでは国内出荷用とは違う、サクを綺麗に磨くという追加工程がありました。正直、それを一日中やって腕は筋肉痛だし、マニュアルつけて「洗ってください」でいいじゃんって思ったりして。でも、営業になった今思うのは、アメリカのお客様に日本の品質で食べていただくために、ここまでするのがTOREI品質。私たち販売営業と加工場が連携しているからこそ、そこまでこだわれるし、この品質があるから私も自信を持ってお勧めできる。そうしたTOREIの姿勢を感じた、一番辛くて一番学びの多かった研修でした。

やっぱり対馬に行って生マグロの養殖場を見たのはすごい感動しました。普通に生活していたら、約100キロのマグロが泳いでいるのを見たり、あんなでっかいマグロを取り上げて、30秒足らずで処理して出荷する工程を生で見ることって、人生の中でほぼ見ることのない景色。そこで働く現場の方々と話す中で、マグロの稚魚をいけすに放ち、その中で生き残って出荷できるのが約3割だと聞いて、生産者の苦労が詰まった商品だなっていうのを実感しました。

新人時代の仕事の失敗エピソードを
教えてください!

ある時、お取引先から「この商品ない?」と聞かれて、貢献したい一心で「用意します!」と言ってしまったこと。その後、実は在庫がなくて、上司がいろいろ掛け合って緊急入庫することで事なきを得ましたが、多くの人に迷惑をかけてしまって…。それを機に、お客様がいつ何を買っているか、日々の在庫や出荷状況など、全部「見える化」して把握してます。販売営業はただ売ればいいのではなく、顧客のニーズを予測して確実に提供することが大事だと痛感しました。

私は全社の売上や在庫データを資料にまとめる仕事を担っていて、役員の方が経営判断の材料になるから絶対に間違えられない仕事。でも最初のうちは数字もExcelも苦手で、量も膨大だから、想定時間をオーバーしてしまったり、上司のチェックで何度も間違いを指摘されて落ち込んだり…。2年目に入って少しずつ慣れてきて、最近は優先順位をつけて効率的に進められるようになって、空いた時間をインボイス制度などの新制度の勉強にあてたりしてます。

研修中に、四つ割りにした生マグロを袋詰めする仕事をしていた時のこと。これがかなり重い商品で、慎重に作業しながらも集中力が薄れてくるんです。すると次の日の朝礼で「生マグロの身割れが起きていた」とクレームの報告があって、私の詰めたマグロかもしれないと青ざめて…。誰の商品かはわからなかったものの、簡単な気持ちで商品を扱ってはいけないことを教えられました。普段クレームが少ないのは、加工場で働く人たちがプロ意識を持って仕事をしているからだと実感しました。

TOREIの中でも生マグロをおろせる営業って、ベテラン以外あまりいないらしく、「マグロ担当になったからにはできるようになりたい」と思って、生マグロの解体を経験させてもらっています。ところが、何度やっても中骨に身が残ってしまってうまくできない。そうなると歩留まり(原料に対して商品として得られる割合)が下がってしまいます。でも、自分で切れたらマグロの体の構造や脂ののり方もより理解できるし、絶対に営業に活きるはず。今は先輩を見て勉強中です。

これからの目標を教えてください!

今は福岡支店で担当している鮪・鰹商材の販売で成果を残し、TOREIにいるからには、より大きな成果を残していきたい。その一方で、まだ何もできていない自分と日々葛藤しています(笑)。そう、水産ビジネスって本当に奥が深い。圧倒的な業務知識、ロジカルな戦略、熱い人間力も必要で、水産物は環境や気候にも左右されるので、そこへの対応力も必要です。一朝一夕で成せる仕事ではなく、一人でできる仕事でもない。だからこそ、日々成長を楽しめる面白さがあります。小さな成果を積み重ね、いつか大きな成果を出せる存在になっていきたいですね。

私の所属する経理部署では、仕事ができる先輩って、いろんなところにアンテナを張って常に勉強しているんです。しかもそういう人に限って効率がいい。自分の仕事はもちろん、会社のあらゆる数字や法制度にも詳しいから皆から頼られ、かつ、定時に帰って自分の時間を満喫したり家族との時間を大切にしています。私も長く働き続けたいから、メリハリよく成果を上げていきたい。そのためにも、全社のデジタル化や効率化にも積極的に取り組んでいきたいと思っています。

私は海外サーモンの仕入れ・販売を担当する部署にいます。身近に駐在経験をした先輩社員も多く、入社時の目標だった、東洋冷蔵の名前を日本だけでなく、世界に広めるという夢に向かって邁進します。そのために、仕事を学び、海のこと、サーモンのこと、語学など、日々学んでいきます。海外でマグロの仕入れをしていた女性の先輩は、何億円という金額を動かし、趣味では美味しいものを食べに行ったりプライベートも満喫している。そういうカッコいい営業になりたいですね。

私は大阪支店でマグロの販売営業を担当しているので、直近の目標は関西圏のバイヤーさんに信頼されること。そこで、魚の知識、漁船、漁場、旬、加工方法など、先輩から日々学んでいる真っ最中です。野望としては、京都進出! 私は京都出身で、大阪支店では京都のスーパーに多く出荷できていないんです。そこに私が新規開拓して、馴染みの地元スーパーに自分の売ったマグロを並べて親や友達に食べてもらいたい。そしてもっと多くの方にTOREIを知ってもらいたいですね。

people index